ほぼ四角いがらんとした空間のなか、真ん中に柱が一本立ち、囲んでグラスに入れられたろうそくの灯が円く囲んでいる。
片隅にストーブ、違う隅にベンチ、もうひと隅に机と小さな台とマットが置かれ、観客は四方の壁沿いに一列ずつ並んだイスから観る。
芝居のあいだ中、真ん中の柱のあたりを、20年間地下室に閉じ込められ言葉や感情を忘れたヒロインが、踊るようにさまよう。その分身のような少女もまったく違うように、時にシンクロしながら踊り動いている。
面白い公演だった。
効果音はほぼなし。役者がゆらすベル(?)の音と、唄う旋律、そしてポエジーなせりふと踊るような動きで不思議な空間をを紡ぎだす。
現実感はどちらかというと希薄だが、ときおりリアルに届く肉声が混じり、演者と観客の距離も近くライブ感まんてん。
詩的で綺麗な、夢のような公演で、わたしは好きだった。
折から吹く強風がちょうどよい効果音になり、静かなゆえに聞こえるストーブの上のやかんの蒸気の音も効果音のようだった。
劇場ではない、シンプルな空間での公演も面白いものですねー(^-^)
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わたしもちょこっとだけ出演してる大高監督の「待ち伏せ」(佐藤秀樹・間宮結主演)が上映されるおかしな監督映画祭が調布でありました!
日本一辛い黄金一味。
